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~2024年2月の聖句~

~2024年2月の聖句~

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詩編119編105節
あなたの御言葉(みことば)は、わたしの道(みち)の光(ひかり)、わたしの歩(あゆ)みを照(て)らす灯(ともしび)。
                                                 Your word is a lamp for my feet
                                                       and a light on my path.
                                                       Psalm 119:105 (HCSB)

今月の聖句は旧約聖書の中の詩編から選びました。「詩編」は元の言葉のヘブル語では「たたえのうた」という意味です。詩編は神様をたたえる歌を集めたものと言えます。詩編はわたしたち人間が経験するであろう、あらゆる局面が描かれています。恐れ、落胆、絶望、希望、裏切り、孤独、疑い、愛、喜び、嫉妬など・・・どの時代であろうと、人間が経験するような内容がありのままにたくさん含まれています。この詩編を読むとき、ここに記されている経験が、私たち自身の経験に重なり、作者の心と共鳴し合います。その時、それだけでも慰められるたり力づけられたりします。また、それだけでなく、この体験からさらに希望へとつながる道筋も示されます。そのような力がこの詩編の中にあります。
実はこの言葉(詩編119:105)の後には、著者自身の今遭遇している苦難が書かれています。「私は甚だしく卑しめられています。」とか「わたしに罠を仕掛けています。」という言葉も出てきます。しかし、それでもそれが最後には、自分自身の新しい決意と希望を表し、賛美に変わり歩み始めるのです。

どのような時にも神様はあなたを見ておられ、知っておられるからわたしは大丈夫。主が語ってくださるその言葉は、わたしたちに希望を与えてくださる言葉です。しかも、これから私が歩む道を照らしてくださるのだという信仰を言い表しているのです。
神様の言葉が光というのですが、単にとても明るい光源というものを表してはいません。この光によって主があなたに寄り添うという関係性が示されています。わたしと神様がともに関わり合いながら歩めるということです。わたしたちの日々の生活の中で、このことを体験しましょう。短い時間でも神様に語り掛けるだけでよいのです。今、自分に必要なことすべてを打ち明け、神様に委ねるとき、わたしたちの思いをはるかに超えて、神様が皆さんに関わってくださり、寄り添ってくださいます。そして、「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」この言葉そのものがこれからの歩む道を照らすことでしょう。その日一日の一歩一歩も神様が導きます。ですから恐れないで神様に任せて歩みましょう。

校長  大川 義

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