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2019.11.26 今日の出来事

共愛学園中学校の先輩が来てくださいました!

昨日の昼間の小春日和とは打って変わって、今日は鈍色の空と冷たい空気が戻ってきました。
唐突に寒くなったりする安定しない気候が続き、体調を崩しがちになる子どもたちもいるのでとても心配しています。

そんな寒空の中、あたたかい笑顔を携えて共愛学園中学校より2・3年生の先輩方が共愛学園小学校に来てくださいました!!
今日は4年生に合唱曲「モルダウ」と、平家物語の「扇の的」を子どもたちにも分かりやすく学んでもらう紙芝居を披露していただきました。

まずは中学3年生が、三部合唱の「モルダウ」を発表してくれました。
中学3年生にもなると男子は声変わりが済み、テノールなどの低音パートが増えることで合唱にも厚みが増します。
自分たちの合唱とはまた違う、難しい曲を真剣に歌う先輩方の姿を、4年生たちは真剣な眼差しで見つめていました。
「共愛学園中学校にきたら、合唱で皆で歌うのを楽しみにしていてください!」という先輩たちからの嬉しいメッセージもいただけました。

次に、Facebookでその取り組みについて記事をシェアしました、中学2年生の平家物語「扇の的」の紙芝居のご披露です!!
今回は中学2年生のA・B・C組からそれぞれ1組ずつ、合計3組の先輩方が紙芝居を持ってきてくださいました。
最初に平家物語の冒頭文「祇園精舎の鐘の声…」を、先輩がお手本で読んだ後に続いて唱えることに挑戦!

普段から英語のリスニングで鍛えている耳の良さがここでも発揮され、スラスラと後に続く4年生。難しい文章にも挑戦するその姿に、感動してしまいました。

次に、「扇の的」の冒頭部分を先輩に読み聞かせていただき、教頭先生から話のキーワードを教えてもらったら、3組に分かれて紙芝居を読み聞かせていただきました。
中学生の先輩方は、小学生にも分かりやすくするため、かわいいイラストやわかりやすい語り口調など、様々な工夫を凝らして紙芝居を披露してくれました。
子どもたちは真剣に聞き入ったり、時には笑ったりと先輩方の作った紙芝居をとても楽しんでいました。

最後に、全体でまとめをしましたが、子どもたちからは「私たちにも分かりやすいように、身近なもの(野菜やくだもの)に変換してくれたので、お話の内容がちゃんとつかめました。」「絵がとても上手で、難しくて分かりにくいかなと思ったところも、イラストとあわせて見ると内容がよくわかりました。」など、難しい古典の内容でも先輩方の工夫によって話の内容を理解できたという意見がたくさん出ました。

このように、世代間を超えた授業内容の掘り下げができるのも総合学園ならではの魅力ですね。
共愛学園中学校の先輩方、今日は来てくださって本当にありがとうございました!!
また来ていただけるのを、子どもたちと一緒にお待ちしております♪

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