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4月10日~今日の礼拝メッセージ~
4月7日・8日・9日、共愛学園小学校は久しぶりに子どもたちを迎え、校舎に子どもたちの笑顔が戻りました。
静まり返っていた校舎が一気に華やぎ、子どもたち一人一人の存在の大きさを改めて感じました。
しかし、今日からまた共愛学園小学校は約1か月にわたる臨時休校期間に入ります。
一日も早くこの状況を脱し、子どもたちを学校に迎え入れたいと教職員一同神に祈るばかりです。
この臨時休校期間中も、共愛学園小学校の皆さんが元気に過ごせるように、毎朝礼拝メッセージをお送りします。
本日は、井上俊哉先生による礼拝メッセージです。
【今日の聖書】ヨハネによる福音書1章29節
その翌日、ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。「見よ。世の罪を取り除く神の小羊だ。」
【メッセージ】
ユダヤの三大祭りの一つに、過越祭(すぎこしさい)があり、春に行われています。
その始まりは、旧約聖書の「出エジプト記」に書かれています。
神がモーセを通じて、エジプトの王にイスラエルの民を解放するように命じてもなかなか応じないので、神はエジプトの町に災いをもたらしました。
しかし、神の命令に従って、羊の血を戸口に塗ったイスラエルの民の家を災いが通り過ぎる(過ぎ越す)ということが起こりました。これを記念したのが過越祭です。
イエス様が十字架につけられたのが、ちょうど過越祭のときでした。
実はこの過越祭はイエス様の十字架の預言でした。
羊の血を塗った家を災いが過ぎ越したように、イエス様が十字架で流された血はわたしのため、と受け入れた人は罪のさばきが過ぎ越すのです。
預言者ヨハネはその意味で、イエス様を「神の小羊」と紹介したのです。
今、世界中の国々はコロナの感染から助かる方法を探しています。
その中には、自分中心の考えで行動する罪ある人間の姿を見ることもあります。
しかし自分自身の中にある自分中心の性質を見るときに、私たちも心の中の深い罪を認めざるを得ません。
イエス様の十字架の死は、そのような私たちを罪のさばきから救うための愛のわざなのです。この救いを受け入れ、神に愛されていることを感謝しながら生活できたら幸いです。
今日から5月6日までの休校日に入りました。愛する皆さんのいのちと生活、子どもたちの学びが守られますように、お祈りしています。