どんよりとした雲が空を覆っています。
しかし、今日の共愛学園小学校は太陽のような明るい光に満ち溢れていました。
今日から分散登校がはじまり、初日の今日は各学年の１組の子どもたちが元気いっぱい登校してくれました。
「おはよう！」「元気だった！？」「皆が来てくれてうれしい！元気で良かった！！」先生たちが子どもたちにかける声も喜びに満ち溢れていました。

分散登校期間中も、礼拝メッセージを引き続き配信していきます。

本日は、大川義校長先生のメッセージです。

【今日の聖句】　詩編133編1節
見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。
How good and pleasant it is when God’s people live together in unity!

【メッセージ】
皆さんおはようございます。
今日から分散登校ですが、学校が始まりました。
皆さんはこれまで学校に来ることが出来ませんでした。
しかし今日は、1組の皆さんがそろって礼拝メッセージを聞くことが出来ます。そして明日は2組の皆さんがそろって登校してきます。

今日の聖句にあるように、「見よ、兄弟が共に座っている。何という恵みだろう。なんという喜びだろう。」と神様に感謝し、賛美していいます。
神様の子どもである兄弟が、共に座ることが出来ることは、決して当たり前のことではない、実は神様の恵みなのだと、言っているのです。

この聖書の世界の人々には、たくさんの戦争があったり、国が滅ぼされて、ちがう国に無理に連れて行かれたりと、つらいことばかりがありました。
しかし、そのような中にあっても、一つの場所に、共に座って礼拝が出来ることの喜びを歌ったのでした。

大切な人と共にいることはどんなにうれしいことでしょう。コロナという病気が広がらないように、それぞれの家にいました。
友達と会うことも出来ませんでした。でも今日から、教室での授業が始まることを感謝しましょう。
そして今も、この困難がつづいている国や地域があります。
全世界の全ての命が、神様の恵みを受けている大切な存在です。わたしたちが神様に愛されていることを感謝して生活しましょう。

今まで、勉強が思うように出来なかった、自由に遊ぶことも出来なかった。
それでとても不安になってしまった人もいたかも知れません。
でも安心して下さい。大丈夫です。これからみんなで、助け合いながら学校の生活が始まります。神様も皆さんを導いて下さいます。先生方は今日から皆さんのすぐそばにいて直接教えて下さいます。
先生方はオンライン授業をしながら、皆さんの声を聞いたり、姿を見たりすることは、大きな喜びでした。そして、オンラインの画面の向こうに、姿は見えなくとも、お家の皆さんが、どんなに多くのサポートをしているか、とても良く伝わってきました。本当に感謝ですね
これから新しい生活が始まります。互いのことを思い合いながら前に進んでいきましょう。