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4月21日~今日の礼拝メッセージ~
穏やかな朝になりました。神様は毎日私たちに新しい朝をくださいます。
お家に閉じこもる日々ですが、体調を崩すことなく朝を迎えられ、家族と元気に「おはよう」と挨拶をすることがどれだけ幸せか、改めて噛みしめています。
4月10日から5月6日まで共愛学園小学校は臨時休校期間に入りました。
この長い臨時休校期間も、共愛学園小学校の皆さんが元気に過ごせるように、共愛学園小学校の先生方と皆さんがプレイズホールに集まって礼拝の時間を過ごす代わりのメッセージをお送りします。
本日は、小林桃子先生による礼拝メッセージです。
【今日の聖書】マタイによる福音書10章8節
ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
Give it for free because you received it for free.
【メッセージ】
みなさん、おはようございます。今日の礼拝は、1年2組担任の小林先生です。
小林先生は、あるものを長年貯金しています。
それは黒くて、頭から生えているものなのですが、一体何だか分かりますか。
そう、小林先生が貯金しているもの、それは髪の毛です。小林先生は、髪の毛貯金をしているのです。
小林先生が髪の毛貯金をしているのには、理由があります。それは、カツラを作りたいからです。
自分のカツラではありません。子ども達のためのカツラを作りたいからです。
世の中には、病気などの理由で、自分の髪の毛がなくなってしまった子ども達がたくさんいます。
その子達は、髪の毛がないことが気になって、明るい気持ちでオシャレやお出かけを楽しむことが難しいそうです。小林先生は、そんな子ども達に笑顔になってもらいたくて、自分の髪の毛を寄付することを始めました。
先生は過去2回髪の毛を寄付し、3人分のカツラを作りました。
先生が寄付した髪の長さは、2回とも大体90cm。90cmあれば、どんなカツラだって作れると聞いたからです。
先生の髪の毛は、二人の男の子のカツラと、一人の女の子のカツラになりました。女の子のカツラは、カツラなのにポニーテールができるんですよ。長い髪を寄付して良かったと、先生は心から思いました。
小林先生の髪の毛貯金は、今50cmくらいです。最後に切ったのが3年前ですが、また90cm寄付できるように、もう3年くらい伸ばそうかなと思っています。
今日の聖句は、「ただで受けたのだから、ただで与えなさい」です。
小林先生は、神様からただでこの長く伸びる髪をいただきました。だから、ただで子ども達に贈り続けます。
みなさんは、どんな力をいただきましたか。その力、ぜひ、人の為に役立ててください。