WHAT'S NEW

全国で緊急事態宣言の解除が昨日発表されました。段階を追って、少しづつではありますが出来る事が増えていくようです。
灰色だった毎日に、強く明るい光が差したようです。
緊急事態宣言の解除には至りましたが、まだまだウィルスとは共存する日々が続きます。
春先よりずっと続けている「マスク着用・手洗い・うがい・咳エチケット」を今後も続け、第２波・第３波がきたとしても被害を抑えられるように心がけていきましょう。

4月10日から5月31日まで共愛学園小学校は臨時休校期間に入りました。
この長い臨時休校期間も、共愛学園小学校の皆さんが元気に過ごせるように、共愛学園小学校の先生方と皆さんがプレイズホールに集まって礼拝の時間を過ごす代わりのメッセージをお送りします。

本日は、髙橋理佐先生による礼拝メッセージです。

【今日の聖句】ヨハネの手紙１　３章１８節
子たちよ、言葉や口先だけでなく、行いをもって誠実に愛し合おう
Little children, we must stop loving in word and in tongue, but instead love in action and in truth.

【メッセージ】
みなさん、おはようございます。いきなりですが、「恩がえし」という言葉を知っていますか。
有名な童話にも「鶴の恩返し」というものがありますが、恩返しとは、誰かから親切にされたり、優しくされたりしたことを直接、その人に返すという意味があります。

では、「恩送り」という言葉は知っていますか。

なぜ、先生がこのようなことを聞いたかというと、恩返しをしたいけれどもできていない自分がいるなと実感しているからです。
昨日、川上先生のメッセージにもあったように、学校が休校中、先生たちは動画配信をしたりオンライン授業をしたりしてきました。
しかし、先生たちも全てがゼロスタート。毎日毎日新しいことにチャレンジしています。
みんなのために何ができるのかを考え、知識や知恵を共有しながら日々の授業づくりに取り組んできました。
そうやってたくさんの先生方と協力しながら進めてきましたが、私は、他の先生たちに教えを被り、頼ってばかりでした。
早く先生方に恩返しがしたい。でも、日々恩は増えていくばかり・・・。

そこで出てきた言葉が「恩送り」。
恩送りとは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送るということです。
恩を頂いた相手に同じ分、返すことは中々できません。だから、これだけ頂いた恩を学校が再開したらみんなに伝えていきたいと思います。

お家の人も長い長い休校中に、みんなのために毎食ご飯をつくってくれたり、一緒に動画を見ながら勉強に付き合ってくれたり、いつも以上にお家でのお仕事が増えたと思います。
これと同じことをみんながお家の人に返すことは中々難しいですよね。お家の人に親切にしてもらったこと、たくさん愛してもらったことを今度は、恩送りとして、お友達に送ってあげてください。
休校中にたくさん愛してもらったみんなの愛のパワーを学校中で恩送りしてください。