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5月11日~今日の礼拝メッセージ~
今日は気温がぐんと上がるようです。共愛学園小学校のある前橋市は、32度まで気温が上昇すると予報が出ています。
お部屋の中でも「熱中症」になる事もありますので、しっかり水分を取り、室温に気を付けながら元気に過ごしましょう!
4月10日から5月31日まで共愛学園小学校は臨時休校期間に入りました。
この長い臨時休校期間も、共愛学園小学校の皆さんが元気に過ごせるように、共愛学園小学校の先生方と皆さんがプレイズホールに集まって礼拝の時間を過ごす代わりのメッセージをお送りします。
本日は、木村由香先生による礼拝メッセージです。
【今日の聖句】マルコによる福音書4章20節
良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、ある者は三十倍、ある者は六十倍、ある者は百倍の実を結ぶのである。
Others are like the seeds sown on good soil. They hear the word, accept it, and produce crops ? thirty, sixty, or one hundred times what was sown.
【メッセージ】
おはようございます。図書館司書の木村由香です。
先日、出版社のホームページを見ていたところ「バケツイネ選手権」という言葉が目に飛び込んできました。
これは『1粒の種モミを育てて、何粒に増やせるかを競う大会』なんだそうです。
2012年から開催されていて、6歳くらいの子どもから、稲作をしている農家の人、イネの研究をしているプロの人など、いろんな人が参加しています。
バケツ部門は20リットル以下の容器を使って1粒の種モミを育てます。土、肥料、お米の品種、育て方は自由ですが、農薬を使うことはできません。
この大会に、第1回からバケツ部門で参加している山形県の女の子は、2015年から1位を獲得し、2017年には大会史上最高粒数の19799粒で見事3連覇を果たしました。この女の子は『最高の土』で『たまにいいおかず(肥料)』を与え、イネにとって『過ごしやすい環境』にしてあげることが大事だと話していました。
ここで私は不思議に思いました。「1粒の種モミから芽は1つ。そこから出る茎は1本のはずなのにどうして20000粒ものお米がとれたのだろう?」と。
実はイネは“分げつ”と言って成長しながら茎を増やしていきます。普通は1本が20~30本に増えるそうですが、この山形県の女の子の育てたイネは、茎の数を190本まで増やすことができたそうです。だからこんなにたくさんのお米がとれたのですね。
ちなみに、この19799粒のお米を炊くと、ご飯茶碗で何杯になると思いますか?なんと、大人用のご飯茶碗で7杯、子ども用のご飯茶碗だと15杯にもなるそうです。
初めは「たった1粒」だった種モミがたくましく育ち、たくさんの人の食欲を満たして幸せな気持ちにさせてくれるとは驚きでした。
みなさんは最近、驚いたことはありますか?