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4月30日~今日の礼拝メッセージ~
今日もよいお天気が続いて、気分が明るくなりますね。
天気予報を見ていたら、「今日は一日穏やかな天気なので、お洗濯日和、そしてお部屋の空気の入れ替え日和です!」という一言が聞こえました。
「お部屋の空気の入れ替え日和!新しい言葉だなぁ!」と思いつつ、現在の状況を踏まえたとても前向きな言葉だなと感心しました。
4月10日から5月31日まで共愛学園小学校は臨時休校期間に入りました。
この長い臨時休校期間も、共愛学園小学校の皆さんが元気に過ごせるように、共愛学園小学校の先生方と皆さんがプレイズホールに集まって礼拝の時間を過ごす代わりのメッセージをお送りします。
本日は、眞鍋美樹子先生による礼拝メッセージです。
【今日の聖句】箴言 16章9節
人間の心は自分の道を計画する。主が一歩一歩を備えて下さる。
A person plans his course, but the LORD directs his steps.
【メッセージ】
みなさん、おはようございます。桜の木はピンクの花が散り、緑色の葉が茂り葉桜になっていてとてもきれいですね。
今日は、お花の「バラ」についてお話したいと思います。
「バラ」という言葉を聞くと、みなさんは、どんな事をイメージしますか?
「刺がある。」「いろいろな花の色がある。」「香りがある。」そのような事をイメージする人がほとんどだと思います。
私は、バラの花が好きなので、バラの実から種を取り出して育てたり、挿し木をして増やしたりと、毎年バラの花を咲かせて楽しんでいます。
私が「バラ」と聞いてイメージすることは、「不思議な植物」です。
なぜかというと、春になると、緑色のつやつやした葉を枝に沢山つけて、6月になるとオレンジやピンク、白、赤など素敵な色の花で満開になるのに、冬になると、葉はなくなり、花もなくなり、茶色の枝だけになってしまうからです。まるで、枯れてしまったように見えます。
これは、休眠期といって、寒くなるとこのような姿になるのです。休眠期といっても人のようにぐうぐうと眠っているわけではありません。
葉をつけたり、枝を伸ばしたりするのをやめ、その栄養を春の芽吹きのために蓄積する期間なのです。この寒い時期がないときれいな花を咲かせる準備ができないのです。
この期間に私は、誘引といって傷んだ枝を切り多くの花が咲くようにフェンスや支柱につける作業をします。すると、6月になると枯れてしまったような枝からまた芽が出きて成長し、美しい花を咲かせてくれます。実に不思議です。そんなバラの花が咲くと「また、会えたね。」と思い、嬉しい気持ちになります。
休校の期間が延びてしまい残念な気持ちでいっぱいの人もいると思います。
この状況をバラの休眠期だと思って下さい。バラはこの期間に栄養を蓄えて花を咲かせるために備えますが、みなさんは、いつかまた教室でみんなと一緒に学校生活が過ごせることを楽しみに家庭学習にしっかり取り組んで備えて下さい。
私たちも、みなさんが楽しく学習に取り組めるように、試行錯誤しながら一生懸命学習動画を作っています。
会える日のために、自分のできることをきちんとして備えましょう。
See You!!