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臨時休校10日目になりました。
共愛学園小学校の皆さんが毎日元気に健康で過ごせるよう、公式HPとSNSにおいて礼拝のメッセージをお送りしています。
共愛学園小学校の先生方と皆さんがプレイズホールに集まって礼拝の時間を過ごす代わりのメッセージです。在校生の保護者の皆様は、是非お子さんに読んであげてください。

本日は安田玲子先生によるメッセージです。

【今日の聖書】　　コリントの信徒への手紙二　8章１２節
進んで行う気持ちがあれば、持たないものではなく、持っているものに応じて、神に受け入れられるのです。
For if the eagerness is there, the gift is acceptable according to what you have, not according to what you do not have.

【メッセージ】
みなさん、おはようございます。元気で過ごしていますか？
私は、これまでたくさんの学校に行き、たくさんの子どもたちと出会いました。だからこそ、共愛学園小学校のみなさんの素晴らしさが分かります。
4月にこの学校に来て、私が驚いたこの学校の子どもたちのことをお話しします。

その１
私がトイレから出て、手を洗い、ポケットからハンカチをだそうと探していた時、隣で手を洗っていた女の子が「どうぞ、使って下さい」と言って、自分のハンカチを差し出してくれました。
そんな経験が人生で一度もなかったし、しかも、こんな小さな子に言われるなんて・・・と思い、感動しました。ピンクのタオル地でえんじ色の共愛マークのハンカチでした。

その２
わがクラスの2年生の子が校庭でドッジボールをしていた時、強いボールが当たったと泣いてきました。
すると、3年生が「すいません。ぼくです。つい、強く投げすぎてしまいました。」と自分から進んで言いにきて、2年生に「ごめんね」と声をかけてくれました。

その３
放課後。アフタースクールでわがクラスは使われます。
終わりの掃除のとき、ある男の子が、「このクラス、ぞうきんがたくさん落ちていますね」と私に言いました。そして、そのあとすかさず、「そういうぼくが、直せばいいんか」と言いながら、ぞうきんかけにぞうきんを一つ一つかけてくれました。

「麻の中のよもぎ」ということわざがあります。「曲がって育つよもぎもまっすぐに育つ麻の中ではまっすぐになる」、という中国のことわざです。
たくさんのすてきな友達の中で生活できるってなんて素晴らしいことでしょう。そんな人たちが集まっている共愛学園小学校はなんてすてきなところでしょう。今は、みんなに会えませんが、一人一人がみんなに感謝し、まっすぐに成長していって下さい。